日本人の日照不足

昔の生活

現在の生活
元々日本人は農耕民族で屋外での労働が多いことと、昭和20年代まではどこへ行くのも歩いていた時代、日照不足は余程の悪環境下の人を除き、考える必要がなかったのでしょう。
その後の近代化にともなう、照明器具の発達が昼夜に関係なく、読み書きや仕事を可能にし、太陽がなくとも不自由を感じさせなくした。これが太陽から遠ざける一番の原因を作り出したのです。
成長期の子供では親の学習競争の犠牲ともいえる教育に巻き込まれ、家から学校、学校から塾へと日光浴をする暇もなく、子供に一番大切なカルシウムの代謝が阻害されています。
また乗り物の発達は交通環境を悪化させ、屋外での遊びもままならない現状をつくりだしています。
近年、世界的に報じられている温暖化現象も冷房のついた部屋にとじこめる現象を生み出しております。
あげればきりがないほど文明の発達は知らず知らずのうちに私たちを自然の太陽光線から遠ざけているのです。
下のイメージからくもりや雨の日をのぞいたらどれくらいの直射日光を浴びているでしょうか?一度計算してみてはいかがでしょうか?
現代人の生活スタイル
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